出典:シマノ

シマノ2019年ツインパワーモデルチェンジ予想大外れでした。すいません。

 

2018年12月22日   発売前の予想記事を書いてみました

2019年1月13日更新   シマノ新製品情報UPにより、現時点での管理人の見解を追記しました。

⇒ スペックや性能に関する内容へジャンプ!

 

例年の流れで行くと、ほぼ100%ツインパワーがモデルチェンジすると思いきや、2019年はまさかのヴァンキッシュがモデルチェンジ

 

ヴァンキッシュが前回発売されたのが2016年。他のネット情報を見ても誰もがツインパワーが発売されると予想。

ヴァンキッシュがモデルチェンジするなんて、誰も予想していませんでした。

 

今年、ヴァンキッシュがモデルチェンジするのは、恐らくダイワがLTコンセプトのセルテートを出してきたから。

 

ちなみに、なぜ、2019年にヴァンキッシュが発売されると断言できるか・・・。

 

以前、お世話になったお店の店長に聞いたからです。自分はツインパワーが発売されると思っていたので、探りを入れる意味で店長とリールの話題に

 

しほすけ
ういっす!お久しぶりです!
ところで、店長、来年ってなんかリール出ます?

店長
お、久しぶり!
来年はヴァンキッシュが出るよ!

しほすけ
え!マジすか!?
ツインパワーが出るんじゃないの?

店長
来年は、ツインパワー出んよ!
俺もまさかヴァンキッシュが出るとは思わんかったわ!
ツインパワーなくなるんじゃない?(冗談)

しほすけ
ツインパワーなくなったらステラの下はどうなるの?

店長
ストラディック!!(冗談)

ここから、冗談話が続きますが、まさかの19ヴァンキッシュが発売されるとは!

 

今回は19ヴァンキッシュがどんなスペックでモデルチェンジするのか予想をしてみました。

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19ヴァンキッシュのスペックを予想!

ここからは、新製品発表前の管理人の予想となりますので、その点だけご理解いただけますようお願いします。

 

ヴァンキッシュといえば、コアソリッドシリーズのステラの系譜とは対をなす、軽さとリーリングの早さを売りとしたクイックレスポンスシリーズの最高峰のリールにあたります。

 

個人的には、基本的な性能に関しては、ステラと引けをとらないリールだと思っています。

 

ヴァンキッシュとステラの違うところは、ローター素材にCI4+素材を使うことで、軽量化を図っているというところです。

 

もう一つはマグナムライトローターにより、圧倒的な軽さと、回転時の立ち上がりの早さを実現したところです。

 

では、16ヴァンキッシュから何がかわるのでしょうか?

予想1 マイクロモジュールギア2とサイレントドライブの搭載

14ステラに搭載されていた、マイクロモジュールギアは、16ヴァンキッシュにも搭載されていました。

 

その流れから行くと、18ステラで搭載されたマイクロモジュールギア2とサイレントドライブは、おそらく、19ヴァンキッシュにも搭載されるのではないかと思います。

 

ヴァンキッシュも、巻きの軽さを追求しているリールなので、ここが搭載されるのはほぼ、確実なのではないでしょうか?

予想2 Xプロテクトによる防水性能アップ

18ステラで、コアプロテクトが更に進化し、Xプロテクトとしてパワーアップしました。

 

もちろんXプロテクトも19ヴァンキッシュには搭載されると思います。

 

もともとコアプロテクトは水没させても水が侵入しないくらい、防水性に長けていたので、Xプロテクトにより、より防水性に対し安心できます。

予想3 新たなマグナムライトローターを搭載か!

18ステラに搭載された、マイクロモジュール2とサイレントドライブが搭載されることで、かなり巻きのフィーリングは期待できると思います。

 

だけど、正直、マイクロモジュール2とXプロテクトが搭載されたというだけでは、『クイックレスポンスシリーズ』として、モデルチェンジする意味があまりないと思います。

 

そこで、搭載される可能性が高いのは、やはり、新たなマグナムライトローター

 

16ヴァンキッシュよりも更に軽いローターの立ち上がりを実現するために、より軽く、その上、耐久性もアップしたマグナムライトローターが搭載されるのではないかと予想できます。

 

今までも、16ヴァンキッシュでマグナムライトローターが搭載され、その技術が下位機種のストラディックCI4やサステインなど他のクイックレスポンスシリーズにも引き継がれて行きました。

 

釣具のモデルチェンジの内容を振り返ると、新しい技術が搭載されるのは必ず上位機種からが基本

 

今後、来年、再来年あたりにクイックレスポンスシリーズの下位機種もモデルチェンジされていくことを考えると、マグナムライトローターが新しくなるというのは、十分に考えられるのではないかと思います!

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19ヴァンキッシュのスペックは?16ヴァンキッシュと何が変わった?

さて、以上が新製品の全貌が明らかになる前の2018年の年末に管理人が書いた内容でした。

 

モデルチェンジの内容としては、ほぼ当たっていました。

 

それでは、具体的に19ヴァンキッシュとして何が新しくなったのか、管理人の見解を踏まえて見ていきましょう!

大きく変わったのは圧倒的な軽さと、ギア強度、飛距離の向上!

Newマグナムライトローターによる軽量化

 

クイックレスポンスシリーズの最高峰として、ヴァンキッシュに一番求められるものは、軽さ!

 

今までのヴァンキッシュも充分軽いですが、更に軽くするために、マグナムライトローターに変更を加えてきました。

 

19ヴァンキッシュは平均20gの軽量化

 

従来のマグナムライトローターを再設計することで、肉厚を落とし、従来のCI4+ハンドルも、より軽量化することで全体の自重を軽く仕上げました。

 

ステラの4000XGも255gで、だいぶ軽いですが、19ヴァンキッシュは、さらに55gも軽いのは驚異的です!

 

特に、ライトショアジギングや、サーフのヒラメは、沖にフルキャストするのを繰り返すので、リールが軽いだけでキャスト時の疲れを減らすことができるので、圧倒的なアドバンテージとなります。

 

また、軽量化したことにより、回転時の慣性が低減されることにより、リーリングの軽さがより、期待できます。

 

軽いリールとなると、やはり、気になるのは、リールの剛性。

 

しかし、そこは新型のHAGANEギアを搭載することで、解決しています!

18ステラと同等のHAGANEギアを搭載

 

HAGANEギアは16モデルでも、搭載されていましたが、19ヴァンキッシュでは更に強靭なものとなりました。

 

18ステラから譲り受けた、HAGANEギアを搭載することで、従来のギア強度の2倍の強さを実現しています。

 

ドライブギアの素材は前モデルと同じ、超々ジェラルミン。素材自体は変わっていませんが、シマノが得意とする冷間鍛造技術により、設計だけで強度をアップ。

 

ステラはさらに耐久性を高めるために、ドライブギアに特殊表面加工がされていますが、その点を除けば、ギア強度は、ほとんど18ステラと同等です。

 

ですので、ライトショアジギングなどで使っても、すぐにガタが来るようなことは恐らく無いでしょう!

ロングストロークスプールによるステラ同等のキャスト性能を搭載

 

この、糸巻き部分を従来より、長く取ることで、飛距離が4%向上したようです。

 

一見、糸巻き部分を長くするだけで、果たして飛距離が伸びるのか?と思ってしまいそうですが、おそらくこういうことだと思います。

 

糸巻き部分を長くすることによって、キャストしたときに、スプール内の糸の減り方が少なくなります。

 

それにより、キャスト時にスプールエッジにあたる糸の抵抗も少なくなるため、飛距離が伸びる。ということだと思います。

 

また、スプール径も従来より大きくなっているため、その分、糸の放出量も多くなり、飛距離の向上が見込めます。

 

他に搭載されている技術は?

サイレントドライブ

 

これは18ステラから搭載された機構。内部構造の設計を見直し、クリアランスを極限まで小さくし、駆動系が動いたときのノイズを小さくするというもの。

 

16ヴァンキッシュでは、ハンドルを巻いたときにコツコツ感が出るというものがあったようなので、サイレントドライブによりハンドルを巻いたときの違和感を解消されていることが期待できます。

マイクロモジュールギア2

 

こちらも18ステラから搭載された機能。ギアノイズを最小限に抑え、シマノが得意とするシルキーな巻心地を実現しています。

低摩耗ローラークラッチ

 

低摩擦なローラークラッチを搭載することで、抵抗を少なくし、より軽い巻き感を実現しています。

新設計ベール開閉機構

 

開閉角度を大きく取ることによって、サミングが従来よりしやすくなっています。

 

また、大きい番手になると、キャスト時に勝手にベールが戻ってしまうというようなことがありますが、今回のベールはそれを回避できるような機構のようです。

新形状ラインクリップ

 

個人的には、ラインクリップが改良されたというのは非常に嬉しいです。

 

16ヴァンキッシュ以降に搭載されていた、矢印型のラインクリップは、かなり使いにくかったというのが率直な感想です。

 

ラインクリップの形状が従来型に戻ったので、今後発売される、下位の機種にも踏襲されることでしょう。

ドラグワッシャーの使い分け

 

1000番クラスから4000番クラスは滑り出し重視のフェルトワッシャー、5000番クラスは耐久性重視でカーボンワッシャーを採用しています。

 

このあたりも、18ステラと同じ仕様となっています。

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気になるのはラインローラーの構造

さて、管理人が気になるのは、ラインローラーがどうなったのか?とういことです。

 

14ステラや、16ヴァンキッシュで評判が悪かったのが、ラインローラーとラインローラーボールベアリングを一体化してしまったこと。

 

これは、防水性能を少しでも上げるために取ったシマノの策だったが、この防水性能も完璧ではないため、やはり次第に腐食してくる。

 

そのため、使用していくうちに、ラインローラーから異音が出てきてしまい、ユーザーからはかなり不評だった。

 

ラインローラーは、糸が通る場所なので、ほとんど水に触れている事が多く、海水なら更に、腐食も早い。

 

そのため、従来のラインローラーだったらベアリング交換だけで済むものの、ローラーとベアリングが一体化しているため、パーツだけで2000円近くもするので、ユーザーにとってはかなり痛手となる。

 

18ステラのパーツ一覧を見ると、防水性能を維持するためか、やはりベアリング一体型のローラーになっている。

 

その流れから行くと今回のヴァンキッシュについても、ベアリング一体型ローラーについては変更されていないと考えられる。

 

そうなると、やはり16ヴァンキッシュと同様に使用しているうちに、ラインローラーから異音が発生してくるのではないかと考えられる。

 

異音が気になる方はラインローラーをIOSファクトリーから販売されている、従来式のものに変えているみたいだが、正直、お財布には優しくない値段します。

 

19ヴァンキッシュ評価やレビューは?

今のところ、わかっている情報だけで、19ヴァンキッシュに対する、管理人の意見などを述べてみました。

 

クイックレスポンスシリーズの最高峰のリールなので、評判としては、かなりいいリールとなるのではないでしょうか?

 

エリアトラウトやバス、ライトソルトゲームをやる方にとっては、最高なリールとなるでしょう。

 

自分は、あまりパワーが無い方なので、4000XGをサーフで1日投げ倒してみたいです。

 

発売時期は3月、おそらく自分の経験上お店に並ぶのは3月20日前後あたりでしょう。

 

レビューや評価については、発売されてから、また改めて詳しく書こうと思います。

19ヴァンキッシュのまとめ

今回、19ヴァンキッシュについて書いてみました。

 

2018年の年末に予想した、スペックはほぼ当たっていましたが、ロングストロークスプールは全く考えにありませんでした。

 

主だった特徴を再度整理すると

 

  1. NEWマグナムライトローターによる大幅な軽量化
  2. NEWハガネギアによる強度UP
  3. ロングストロークスプールによる飛距離の向上
  4. マイクロモジュールギア2による巻きのシルキーさ
  5. サイレントドライブによる巻きのフィーリング向上

 

といった内容になりました。

 

実売価格については、最安で30%オフ程度、普通のところで25%オフ程度となると思います。

 

今の所、ネット予約を開始しているところは少ないですが、調べてみたら25%オフだったので、あまり安くないですね。

 

頑張っているお店だったらヴァンキッシュクラスなら3割引きはいけるはずです。

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