アジングをはじめてみたものの、イマイチ釣果がパッとしない。
どうしたら、もっと釣れるのだろうか?どんな釣りでも、よりたくさんの釣果を追い求めたくなるのは、釣り人として誰しもが感じることですよね。
釣果がなかなかついてこない場合は、釣り方として、何かが足りていない可能性があります。
そんなときは、自分の釣り方を改めて考えてみるのも1つの助けになります。
もちろん、自然相手ですから、必ずこの方法が釣れるという最善の方法はありません。
だけど、釣果を少しでも上げるために、知っておくべきコツというのは存在します。
今回はアジングでより釣果をアップさせるための、コツを見てみましょう!
Contents
アジングで釣果を伸ばすコツは基本に忠実なこと!
アジングで釣果を伸ばすための基本は以下の4つです。
- キャスティングの正確さ
- アプローチの方法
- ライン操作
- 狙い目の時間を知る
キャスティングが正確にできれば、よりアジがいるポイントにダイレクトに攻めることができます。
また、ワームでのアプローチやライン操作がしっかりできていれば、より多くのアタリを正確に捉えることができます。
釣れる時間、釣れない時間を意識することで、釣果もアップします。
それでは、この4つのポイントをより、具体的に確認してみましょう!
キャストのコツはロッドのしなりを活かすこと!
アジングをする上で欠かすことができないリグがジグ単での釣り。
キャロやフロートであれば、その重みを感じながら遠投することが容易です。
しかし、軽量ジグを使うジグ単となると、うまくキャストできない方もいるのではないのでしょうか?
まずは、正しいキャストと軽量ジグの扱いを理解しておく必要があります。
ロッドのしなりを活かすための正しい持ち方とキャスティング
スピニングリールは基本的には中指と薬指にリールフットを挟み込む2フィンガーでキャストします。
右利きの場合なら、左手はグリップエンドに添えて、ティップで後ろ方向に円を描くようにしてキャストします。
この際、硬めの竿であれば、反発力を活かすためには、素早く大きめのモーションでキャストします。
柔らかめの竿の場合は、竿がブレるとライン抵抗が大きくなり飛距離が落ちるので、小さめなモーションでゆっくりとキャストします。
また、キャスト時には人差し指をスプールに軽く当てるフェザリング(サミング)をするとライントラブルになりにくいです。
軽量ジグを使う場合は、たらしを多めに取ること。
軽量ジグを使用する場合は、概ね竿の3分の1くらいの、たらしをとります。
そのようにすることで、よりロッドの反発力を活かすことができますし、PEラインの場合はリーダーとの結束部分がガイドに干渉しないので、より飛距離が稼げます。
ワームのアクションを意識して釣れるパターンを知ること
よりアジを釣るためのアプローチの方法としては、ワームのアクションのバリエーションを知ることです。
積極的にアクションをかけるのか、自然に流すような感じが良いのか。
同じレンジをキープしながら水平移動させるのが良いのか、リフトアンドフォールで上下の動きを出したほうが良いのか
アクションの有無 ✕ 縦横の動きを意識するだけでも、アプローチの幅が広がります。
これらを組み合わせて、その時の釣れるパターンを見つけ出すことが重要です。
レンジキープのコツはジグヘッドの重さとリトリーブコントロール
レンジキープをするためには、使用するジグヘッドの重さに合わせて、リトリーブスピードをコントロールすることが重要です。
軽めのジグの場合は、その分沈下する速度も遅いので、ゆっくり目にリールを巻くことによって一定のレンジを引いてくることができます。
一方、重めのジグを使う場合は、その分、沈む速度も速くなるので、早めにリールをまかないと一定のレンジをキープできません。
ボトム付近に行けば行くほど、レンジキープすることが難しくなってきます。
軽めのジグは、ボトムを感じにくく、リトリーブスピードをコントロールできないと、どうしても浮き上がってしまうので、慣れないうちは、自分がボトムを取れる重さのジグから始めると良いでしょう。
ライン操作によりスラックを解消し、あたりを取りやすくすること
アジングでは軽いリグを使用するため、どうしても風や潮の影響を受けやすくなってしまいます。
ラインスラックがあっては、アタリがボケてしまいます。
ラインを巻き取るときは、単にラインを巻き取るだけでなく、ロッド操作によりティップを細かく動かしながら、小刻みにラインスラックを取るようにすると良いでしょう。
時間と潮の満ち引きを意識する
これはどの釣りにも当てはまることですが、おさらいの意味も含めて確認してみましょう。
まず、潮位については、高いことに越したことはないです。
潮位が高いと、プランクトンの活性も高くなり、魚も接岸しやすくなります。
特にナイトゲーム時には、潮位が低いと外灯が底付近まで届き、アジが警戒しやすくなってしまいます。
また、時間帯は19時から21時に満潮が来るタイミングの日がベストです。
その時間帯が満潮になると、満潮前のマズメ時を狙うことができますし、潮が引き始めて、再び魚の活性が高くなる時間も狙えます。
さらには、干潮をむかえる時間まで、長い時間アジングを楽しむことができます。
あとは満月の日は、外灯の効果が薄れてしまうので、避けたほうがベストです。
アジングのコツのまとめ
今回、アジングのコツについてまとめました。
正確なキャスト、ワームのアクション、ライン操作、釣れる時間帯
この4つを意識して、釣りに臨むだけでも釣果が変わってくると思います。
釣ろうと思うとどうしてもテクニックに意識を傾けてしまいますが、まずは、基本的なことを意識することからはじめてみましょう!