ダイワと人気を分かつ大手メーカーシマノ。
ダイワより後にワカサギの電動リール市場に参画したため、ダイワと比べると製品ラインナップは少ないですが、必要十分な機能を備えたタックルは非常に人気です。
また、母体が自転車メーカーということで、ギア関係には強くリールにはかなりの定評があります。
今回は、そんなシマノのワカサギのタックルについて、見ていきます。
Contents
シマノワカサギリールのラインナップ
現行のシマノのワカサギリールのラインナップは、電動タイプ1機種と手巻きタイプ2機種です。
製品ラインナップは少ないかもしれないですが、選ぶ側からしたら、電動にするか?手巻きにするか?というとこだけ選べば良いので、非常にシンプルです。
価格帯は電動タイプのレイクマスターが定価18000円、手巻きタイプのワカサギマチック、ワカサギスペシャルがそれぞれ定価9000円、6500円と値段もお手頃です。
では、それぞれ特徴としてどのような特徴があるのか具体的に見ていきましょう。
シマノワカサギリールのスペック
電動タイプのレイクマスターCT-Tです。
レイクマスターCT-C 基本機能
- 水深表示(5cm単位)
- 連続巻き上げ
- ちょい巻き
- 自動棚停止
- 船べり停止機能
- オートクラッチ
- 糸巻き学習
ワカサギ電動リールとして、必要十分な機能は備えています。
また、シマノのワカサギ電動リールのよいところは、以前のモデルに比べ省エネ性能が1.5倍にもアップしたところです。
1日の釣行の中で、電池使用量が少なくなってくるとどうしても、巻き上げスピードが徐々にダウンしてきますが、省エネ性能の向上により、電池交換頻度が減り、釣りに集中することができます。
また、これはカタログには書いていないのですが、シマノのワカサギ電動リールはスプールの回転方向が縦方向のため、糸ヨレがしにくいということです。
ワカサギ電動リールのラインはPEラインが主流ですので、PEラインですとハリがない分どうしても、ヨレがかかりやすいのですが縦方向に巻くことによってヨレがかかりにくくなっています。
手巻き両軸リール
シマノのワカサギ用両軸リールはワカサギマチックとワカサギスペシャルです。
ワカサギマチックのほうが上位モデルの位置づけですが、性能差はそれほどないと言って良いでしょう!
ただ、ワカサギマチックは巻き上げが1回転67cm早いのに対し、ワカサギスペシャルはローギアのため1回転40cmのため、手返しの良さでいったらワカサギマチックです。
一方ワカサギスペシャルは巻取り速度は標準ですが160gとワカサギマチックよりも25gも軽いため、一日使っていても疲れにくいです。
ハイギアリールで手返し良く攻めるならワカサギマチック、軽さを優先するならワカサギスペシャルを選ぶと良いでしょう!
シマノワカサギ穂先のラインナップと選び方
シマノワカサギ穂先はレイクマスターエクスペック6種類とレイクマスターSH16種類と合計22ラインナップもあります。
これでは、正直何を選んだらよいか迷ってしまいます。しかも1本1本が5000円以上もするので、すべてを揃えるというのは現実的ではありませんし、不要です。
もし、どれか1本というのであれば、シマノの場合03クラスがオールラウンドに使えるので、おすすめです。
また、2本目を揃えるのであれば、エクスペックなら05、SHなら04クラスを持っておけば、幅広く使えると思います。
竿の長さや調子については、こちらの記事を参考にしてみてください。
シマノワカサギリールおすすめのセットはどれ?
まず、電動リールか手巻きタイプかどちらかを選びましょう!
電動リールの場合は1機種しかないので、判断に困らないのですが、手巻きタイプの場合は2機種あるのでどちらか迷ってしまいます。
ちなみに私からアドバイスすると、ワカサギマチックとワカサギスペシャルでしたら、ワカサギスペシャルを選びます。
その理由は、ワカサギスペシャルは160gとリールとしてはかなり軽いからです。
ワカサギ釣りは、ずっと手で竿を持つ釣りですので、タックルが軽いほうが絶対にいいです。
巻取り速度が早いほうが良いのでは?という意見もありそうですが、ワカサギ釣りでの水深はせいぜい、10m前後ですので、ノーマルギアのワカサギスペシャルでもそれほどハンデにはなりません。
手巻きリールで迷っている方は、ワカサギスペシャルを選ぶといいでしょう!また、シマノのワカサギマチックシステムグリップをあわせて使うとよりバランスの良いタックルとなるでしょう!
今回、シマノのワカサギタックルについてのオススメを紹介させていただきました。シマノ好きな方はタックルを選ぶ際に参考にしてみてください!