アジングにおいてワーム操作、すなわちアクションをかけることは釣果アップをするために必須のテクニックです。
特にアジの反応が悪いときに、さまざまなアクションの仕方を知っていると、釣果アップにもつながります。
今回は、アジングにおけるアクションの仕方について、書いてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
アジングで覚えておくべき3つのアクション
アジングにおけるワーム操作で意識しなければならないのは、縦の動きに反応するか、横の動きに反応するかを見極めることが重要です。
また、自然にワームを流すことで、アジを誘うというテクニックも存在します。
アジングで使うアクションは主に次の3つです。
- タダ巻き(横の動き)
- リフトアンドフォール(縦の動き)
- ドリフト(自然に流す)
これら3つの基本的なアクションを覚えておけば、あとはそこに、ちょっと応用を加えるだけで、誘い方の幅が広がります。
それではこの3つのアクションを具体的に見ていきましょう!
アジングの基本アクションタダ巻き
アジングの基本的なアクションの1つがタダ巻きです。いや、そんなの知ってるよ!キャストして、リトリーブするだけでしょ!
はい。確かにそうです。しかし、タダ巻きで釣れなかったとき、どうしますか?
タダ巻きはアジングにおいて、最も基本的なアクションではありますが、ほとんどの場合、タダ巻きだけで、釣果が上がるということは、まずありません。
言葉の通り、ただ単にワームを引いてくるだけでは、やはり、アジにすぐ見切られてしまいます。
しかし、このタダ巻きも、さらにちょっとしたアクションを加えるだけで、釣果は自ずと変わってくるものです。
1.ティップを上下に動かしながらリーリングする
タダ巻きにティップを上下に動かしながらリーリングすることで、ワームが一定のレンジを動きながら小刻みにスイミングします。
イメージ的には、バス釣りのミドスト釣法と同じです。
コツは、ティップを上げる、ティップを上げた分、ラインスラッグ(糸ふけ)を巻き取りつつ、ティップを下げるという動作を連続的に繰り返します。
そのように、ロッドを動かすことで、タダ巻きで横に水平移動していたワームに、上下のアクションが生まれることで、ワームに生命感が生まれ、バイトのチャンスを増やします。
2.ティップを小刻みにシェイクする
これは、ティップを小刻みに動かすことで、ワームに小刻みな振動を与え、アジを誘うテクニックです。
イメージ的には、バスを釣るときに使うワームのシェイキングと同じだと思っていただければいいと思います。
小刻みに動かす、タダ巻きをするということを繰り返すことで、小刻みに動いていたワームがタダ巻きによりスイミングする瞬間に、アジに食わせる間ができます。
縦方向に探れるリフトアンドフォール
タダ巻きによる、横方向のアプローチで反応がないときは、今度は縦方向のアプローチに切り替えてみるのがおすすめです。
基本的なアクションはティップを軽く上下にシャクることで、ワームを跳ね上げさせ、あとはラインテンションに注意しながら、フォールさせていくのが、リフトアンドフォールのコツです。
フォールさせるときは、シャクった直後にラインテンションをある程度かけておくと、ワームがカーブを描きながら、スーッとフォールさせることができます。
逆に、シャクった直後にふっとラインテンションを抜くとワームは自身のジグの重みで、ストンとフォールしていきます。
ロッドをシャクった直後のラインテンションの抜き方で、ワームのフォールする速度に緩急をつけ、早くフォールさせたほうが良いのか、ゆっくりフォールさせたほうが良いのかをアジの反応を見て使い分けましょう。
潮の流れに任せるドリフト
タダ巻きや、リフトアンドフォールなどは、アジがある程度エサを追うときは効果的です。
ですが、あまりエサを追う気配がないときは、かえってアジに警戒心を与え、逆効果となってしまうと僕は考えます。
そんなときは、潮の流れに沿って、ワームを流していく、ドリフト釣法をやってみましょう。
また、潮の流れが早く、レンジがキープしにくい場合はもドリフト釣法は有効です。
基本的には、まず、潮の流れを意識して、潮上(潮が流れてくる方向)に向けてキャストします。
キャストしたら、キャスト地点から潮の流れに沿って、自分を中心に弧を描くように流れてくるので、ラインスラッグ(糸ふけ)を巻き取りつつ流していきます。
誘うときは、タダ巻きやリフトアンドフォールのように、竿を激しく動かすのではなく、リールをゆっくりと巻いてくるような誘い方になります。
縦方向、横方向の釣りの反応が悪い場合に、試してみると良いでしょう!
アジングのアクションのまとめ
今回は、アジングの3つの基本的なアクションについて、まとめました。
アジングの基本アクションは
- タダ巻き
- リフトアンドフォール
- ドリフト
の3つのアクションでした。
横方向のアプローチ、縦方向のアプローチ、自然な動きでのアプローチをそれぞれ意識して、そのときのパターンを見極めて、ぜひ釣果アップを目指しましょう!