渓流ルアーロッドといっても、長いものから短いものまで様々なタイプのロッドがあります。

 

そうなると、ビギナーとしては、一体どれを選べばよいのか?迷ってしまいますよね。

 

知識のないまま、購入し、自分の行くフィールドに全く合っていないロッドだったらショックでなりません。

 

釣具屋の店員さんに聞けば、確実ですが、いざ話しかけようと思っても、中々話しづらいもの。

 

そこで、今回は、渓流ルアーロッドについて、どのようなロッドを選べばよいのかということについて、解説します。

 

もちろん、迷ったときや、わからないときは、店員さんを捕まえて聞いてください。

 

普通の釣具屋さんでしたら、予算やフィールドに合わせて親切に教えてくれるはずです。

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渓流ルアーロッドは大まかに3タイプ

渓流ルアーロッドは大まかに分けると3つのタイプのロッドが存在します。

 

渓流ルアーロッドの3タイプ

  1. 源流での釣りに向いたもの
  2. 支流での釣りに向いたもの
  3. 本流での釣りに向いたもの

 

おおまかには、この3タイプに分けられます。

 

まず、ロッドとして何が変わってくるのかといいますと、長さがフィールドによって変わってきます

 

源流など、ほとんど川幅がないような場所では、短めのロッドが適しています。

 

逆に、本流での釣りになると川幅も大きく、遠投ができる長めのロッドが適しています。

 

また、狙う魚のサイズも源流と本流では異なってくるため、そのフィールドに適したロッドが必要となってきます。

 

源流釣りはどちらかというと、沢登りという一種のアクティビィティを兼ねたような釣りです。

 

本流釣りは、50cmから60cm級のニジマスや、サツキマスなどを狙う場合など、どちらかというと玄人向けの釣りとも言えます。

 

ですので、ビギナーの方で、イワナや、アマゴ、ヤマメ狙いであれば、支流や里川など、川幅が少なく、比較的、入川しやすいようなフィールドで始めるのが良いでしょう。

 

また、河川によっては、漁協により、キャッチアンドリリースエリアと言って、ルアーフィッシングの専用区間があるので、そういったところから始めて見るのも良いでしょう。

 

それでは、それぞれのフィールドに適したロッドの選び方を具体的に見ていきましょう!

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渓流ルアーロッドの長さの選び方

渓流用ルアーロッドは、そのフィールドの広さに適した長さを選ぶ事が重要です。

 

極端な話、源流で本流向けロッドを使えば、長すぎて使いづらいでそうし、逆に本流で源流向けのロッドを使えば今度は、短すぎて、適応ルアーも軽く、飛距離が出ないため、使い物にならないと言えるでしょう。

 

それでは、具体的にそれぞれのフィールドに適したロッドの長さの選び方について見ていきましょう!

源流向けロッドの選び方

源流域になると、川幅も10mくらいと狭く、木が覆いかぶさったりといった場所も多くなってきます。

 

場所によっては、木々が邪魔して、オーバーヘッドキャストやサイドキャストができないため、バックハンドキャストといって、ロッドを持っている手の反対側から竿を振ってキャスティングする場合も出てきます。

 

そのため、短いロッドが圧倒的に使いやすくなってきます。

 

長さでいうと、4フィート前後くらいのロッドが源流域には向いているでしょう。

 

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支流向けロッドの選び方

漁協が魚を放流したり、道路沿いにあり、入川しやすいようなフィールドでの釣りの場合です。

 

このような流域になりますと、人が入りやすいためか、魚がスレて反応しにくい場合もあり、遠くからキャストしなければならない場合も出てきます。

 

そのため、ちょっと遠投ができるような、5フィートクラスのロッドが使いやすいでしょう

 

各メーカーの渓流ルアーロッドの中でも主力のロッドで、メーカーによって長さが若干違いますが、おおよそ5.1フィートや5.2フィート、5.6フィートのロッドがこのフィールドでの釣りに適したロッドと言えます。

 

本流向けロッドの選び方

主にモンスター級のニジマスや、サツキマスなどを狙う場合は本流での釣りになります。

 

川幅もかなり広く、水深もあるため、8g前後のスプーンが遠投できるようなロッドが必要となってきます。

 

そのため、長さは6フィートクラスのロッドが必要となってきます。

 

また、流れが早いような河川では、ロッドのパワーがないと、魚をかけたときに、なかなか引き寄せられないため、1ランク上の強さのロッドを用意するといいでしょう。

 

このあたりの判断は、やはり地元の釣具店の店員さんの方が、その河川に適したロッドを知っているので、ぜひ相談してみてください!

渓流ルアーロッドのおすすめは?

さて、ここでは、基本的にビギナーの方を対象におすすめロッドを紹介したいと思います。

 

個人的には、竿は正直、それほど高いものでなくてもいいと思っています。

 

というのも、確かに竿が高いほど感度も良くなるのですが、では、高い竿を使ったからと言って釣果に差が出るか?

 

というと、それほど出ないと考えています。

 

釣具店に勤めているときに、シマノのロッド開発者の方とお話できる勉強会があったのですが、担当者の方も、高いロッドを使っても、釣果が2倍になるということはなく、せいぜい1.2倍位じゃないかということを言っていました。

 

そのため、ここではあくまでコスパ重視でチョイスしたいと思います。

源流向けおすすめロッド

定価が15500円と低価格ながらも、オールSICガイドで高級感すら漂わせるメジャークラフトのファインテール

管理人も実は使っていたりします。とにかくコスパ最強です。

3ピースで持ち運び重視なら、ダイワのワイズストリームが価格もお手頃で、作りもしっかりしておりおすすめです。

支流

コスパ重視でこちらもファインテールです。

よく、メジャークラフトは折れるとネット上では言われていますが、それは竿の操作が下手なだけです。

私自身ファインテールを使用していますが、そんなこと一度もありません。

本流

源流、渓流ロッドは短めのものが多く、ロッドの重さはそれほどハンデにならないので、コスパ重視でファインテールを紹介しましたが、本流向けロッドは長い分やはり重さも気になるので、シマノのロッドを紹介させていただきました。

 

リールシート素材にCI4+を使用して、軽量化をしつつも、ハイパワーX搭載でねじれ剛性があるため、ロッドパワーも申し分ありません。

値段、性能ともに充分なスペックです。

渓流ルアーロッドの選び方のまとめ

今回は渓流ルアーロッドの選び方について、解説させていただきました。

 

基本的には、そのフィールドの広さに合わせて長さを基準に選べばいいでしょう。

渓流ロッド選び方の基本
源流なら4フィート前後
支流なら5フィート前後
本流なら7フィート前後

長さがそのフィールドに合ってないと、かなり釣りづらくなってしまうので、ぜひ今回の記事を参考にロッド選びに役立ててください!

 

また、迷ったら釣具店の店員さんに聞けば、その河川や魚のサイズに合わせた最適なロッドを選んでくれますので、聞いてみるのもおすすめです。

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