ワカサギ釣りの仕掛けと言っても、針の形状、本数、仕掛けの長さが違うものなど様々なタイプのものがあります。
ワカサギ釣りの準備をしようとしても、あまりの種類の多さに一体何を選べばいいものか?
そこで、今回はワカサギ釣りの仕掛けの選び方についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
Contents
ワカサギ仕掛けの選び方、抑えておくべきポイントは5つ
ワカサギ釣りの仕掛けを選ぶときのポイントは以下の5つです。
- 針の号数・本数・形状
- ハリスとハリスの間隔
- 幹糸の長さ
- ハリス素材
- 仕掛けの全長
その時々の状況によって、最適な仕掛けを選ぶことで釣果も変わってきます。
では、具体的な仕掛けの選び方を見ていきましょう。
ワカサギ仕掛け針の号数や必要な本数は?
ワカサギ釣りの針の号数は1号、1.5号、2号といったところが使われます。
基本1.5号を中心として、喰いが渋いときは針の号数を下げる。サイズがいい場合は号数をあげるなどして、その時の状況によって使い分けましょう。
針の本数については5本針くらいのものが扱いやすくおすすめです。
本数の多いタイプもありますが、まず、餌付けが大変な上に、針が多いがゆえに仕掛けが絡まりやすくトラブルもおおくなるので、あまりおすすめできません。
ワカサギ釣りの針、形状はどのようなものを選べばよい
ワカサギ釣り仕掛けで使われる針は、狐型のハリと袖型のハリの2タイプです。
狐型の針
狐型の針は針がかりが良い反面、フトコロが狭いので、バラしやすいという特徴があります。
袖型の針
袖型の針は狐型の針とは違いフトコロが広い分、バレにくいのですが、喰いが渋いときは、かかりが悪いといった特徴があります。
どちらのハリも一長一短で、喰いが渋いときは狐型、喰いがたつときは、袖型の針など、その時々の状況を判断して使いい分けると良いでしょう。
ハリスとハリスの間隔、幹糸の長さの選び方は?
ハリスとハリスの間隔は活性が高いときは短く、逆に活性が低いときは長く取るのが基本です。
活性が高いときは、ワカサギが群れで餌を追うので、ハリスとハリスの間隔が短ければ、その分ヒット率も高くなります。
一方、活性が低いときは、できるだけ、広範囲に棚を攻めたいので、ハリスとハリスの間隔を長くとります。
幹糸についても、考え方は同じです。
活性が高いときは、ワカサギが頻繁に餌にアタックしてくるので、ハリスが長いとエサがが水中で漂う分、アピール度が高くなります。
そのため、ワカサギの猛攻に会い、逆に釣りにくくなるといった状況も考えられます。
逆に活性が低く、喰いも渋い場合は、ハリスを長く取ることによって、水中で餌を漂わせることによりワカサギにアピールします。
だいたい市販の仕掛けの幹糸の長さ3cm前後のものが多いので、3cm程度のものであれば十分です。
ナイロンとフロロ、ハリスの素材は何が良い?
一般的には、フロロハリスのほうが沈下速度が早く、ナイロンハリスの方が遅いとされています。
ワカサギ釣りにおいては、基本ナイロンハリスで十分です。
フロロハリスのものも販売されていますが、そこまでシビアに考えなくても釣れます。正直このあたりは、メーカーが差別化するために色々と出しているとしか思えません。
仕掛けの全長はどれくらいをえらべばよい?
ワカサギ釣りの仕掛けは、全長50cm~60cmほどのショートタイプのもの、全長70cm~80cmのロングタイプのものがあります。
氷上やドーム船でのワカサギ釣りであれば、ショートタイプのもの、ボートでのワカサギ釣りであれば、ロングタイプのものであれば、取り回しもよく、使いやすいと思います。
ワカサギ釣りに最適なオモリの種類と重さの選び方は?
ワカサギ釣りで使うオモリの形状は、棒型のものと丸型の2種類。
棒型は、落下時に水の抵抗を受けにくい分、落下速度が早いです。そのため、活性が高くよく釣れるときには、手返しがよくなるため棒型がおすすめです。
丸形は、水の抵抗を受けやすい分、落下速度が遅いです。棒型とは逆で、活性が低く、ゆっくり沈下させることで、ワカサギにアピールしたいときに使うと良いでしょう。
また、水流がある場合は棒型のおもりですと、流されやすいので、そのような場合は丸型を使うといいでしょう。
重さは、水深やその時の活性によって使い分けてください。
概ね10mくらいの水深であれば、5g~7g程度があればよいでしょう。
釣りをするときの状況によって、使い分けが必要なため、棒型、丸型それぞれ、タックルボックスに持っておくのがベストです。
ワカサギ仕掛けおすすめの仕掛けは?
初心者の方でしたら、5本針のものが使いやすいでしょう。
おすすめはがまかつの競技ワカサギ・改(袖タイプ)4本仕掛です。
袖針でバレにくいというキープ力を持ちつつも、ハリにナノスムースコートという、特殊コーティングがされているため刺さりやすさも抜群です。
また、釣具屋さんに行くと、がまかつやオーナーばりから、ご当地仕掛けといって、例えば山中湖用などといったものがあるので、チェックしてみるのも良いかもしれません。
今回は、ワカサギ仕掛けの選び方について、基本的なことをザッと解説しました。
ぜひ、参考にして良い釣果を挙げてみてください。